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神楽坂『Artdish』
 冬至の日の午後、早稲田の穴八幡へお札をいただきにいき、叫ぶ人のような看板が目印の『高木や』というつけ麺のお店でおそ昼を食べ、そのままカロリー消費がてら神楽坂方面へお散歩。
そういえば以前も早稲田から夜歩いた時に、神楽坂にいい感じのギャラリーカフェがあったなぁ〜と思いだし探しながら歩いていたらありました。 Artdish ちょうどギャラリーに来ていたお客さん達が食事をしていたので、そこを通り抜けて奥の方の席へ。 メニューをみると、出所のわかる野菜を使うなどかなりナチュラリスト思考な感じだけど、嫌みが無い。 カフェ緑の豆コーヒーと本日のベークドチーズケーキをいただく。イチゴジャムが入ったちーずケーキというので想像していたのは、よくある黄色っぽいチーズケーキの上が赤いイチゴのコンフィチュールが乗っているようなものだったのですが、出て来たのはこんな感じ。 ? 普通のチョコレートケーキじゃないの? ところが一口食べたらまったく違ってました。 ベークドチーズケーキ独特のねっとりもったりとした濃厚さがなくて、むしろ焼き菓子に近く、チーズのほのかな香りにイチゴの香りが混じり、食べるとイチゴのつぶつぶが感じられるケーキで、さっくりした口当たり。 甘さも控えめで、こんなチーズケーキは初めて食べました。 コーヒーもさっぱりした飲み口で、酸味も控えめで美味しい。
ケーキ アンティークっぽい四角い和食器でサーヴされるのもいい感じで、携帯写真だと分かり辛いと思いますが、癖のないはちみつがお皿にかかっていて、甘さはそれで調節できます。 隣の席の方が食べていたランチの唐揚げ定食と豚の生姜焼き丼もとても美味しそうでした。 こういうギャラリーカフェって当たり外れが多くて、コスト下げても味はプロで勝負しようよって思う事がおおいんだけれど、ここは違いました。 美味しいです。 たぶん、食事のメニューも夜の飲みのメニューも美味しいと思います。 こんどは夜に行ってみたいなぁと思えるいい感じのお店でした。
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HOT FUZZ(ホットファズ)
ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]
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『Hotfuzz(ホットファズ)』
昨日の悪天候&交通事情の大混乱の中、吉祥寺バウスシアターの爆音上映最終日に行ってきました。



ロンドンで検挙率トップだったニコラス・エンジェル警部は、あまりに優秀で仕事熱心ゆえ、婚約者とも破綻し、同僚や上司に疎まれド田舎へ左遷される。
およそ事件とは縁遠い牧歌的な「美しい田舎町(とかいうタイトルだった)」No.1に選ばれるような街:サンドフォード。
ボーダフォンも県外になるそのド田舎に植木鉢ひとつ抱えて列車を乗り継ぎ深夜にやっと到着すれば、住むはずの家にはまだ入れず、村に一軒のホテルへ。
する事もないので、町中の散策に出かければ既に住人は自分の事を知っているような。。。
イギリスの社交といえば、パブ。
村一軒のパブへゆけば、深夜なのにたむろする高校生達やら、飲酒運転をする男やら、、、まだ就任式も済んでいないのに、正義感に突き動かされ、かたっぱしから検挙して警察へ連行。
当然ここでも疎まれる事に。
そしてやる気の無いポリスアクション映画マニアの太っちょの所長の息子、ダニー・バターマン巡査と組まされ、行方不明になった白鳥の探索などをまかされる日々。

そんなある日、スピード違反で逮捕したアマチュアの役者の男女が交通事故で死亡。
事件性を疑い捜査を訴えるエンジェルだったが、署内の誰も事故だといって相手にしない。
そして連続して起こる猟奇殺人事件も総べて単なる事故として片付けようとする警察署。
何かおかしい?!

そこから始まる怒濤のポリスアクション。
これはハリウッドで量産されるドッカ〜ン!バン!バン!とあり得ないアクション映画に対するイギリス版アクションコメディーで、その笑いの質はモンティー・パイソンの国だけあってちょっとグロくてブラックで自虐的。
エンジェル、どんだけ運動神経抜群なんだと?!
そして後半に進むにつれ、最初からあまりにクリシェが多かった事に気付き、もう一回最初から観直したい〜と、自分の記憶力の曖昧さを嘆きつつもストーリーは爆進し、どんでん返しの連続。
じいちゃんばあちゃんがある意味大活躍で、それもまたいい
エンドロールをみて、あの素敵なボンド俳優の名前をみつけて、「ああ、ずっとどこかでみた顔だと思っていたダリ顔だったけど、あなただったんですね」とちょっと嬉しくなった。
英語がわかれば、その細かいニュアンスがもっとダイレクトに伝わってきて面白かっただろうな〜と英語嫌悪の自分はちょっと後悔。

ちょうどDVDが発売されたばかりなので、今回の上映を見逃した人は、DVDでぜひどうぞ!
できれば重低音で観て下さい!
カメオ出演が沢山あるらしいので、そのあたりもチェックし直したいです。

そして興味をもった方は、同じエドガー・ライト監督の『Spaced』
http://www.spaced-out.org.uk/
こちらもDVD化され発売されているので、こちらもどうぞ!

最後に、こんな面白い映画を、ネーム・バリューが無いからと興行成績を理由に公開に躊躇する配給元に、ネットでの署名運動、著名人への作品アピールをしコメントをとりつけるなど、まさに手弁当で運動してきたわたなべりんたろうさんに感謝。
面白い映画をどうもありがとうございました!
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今日のお誕生会ブランチ:南青山 FRICK
 お友達のお誕生会で南青山に夏頃オープンした『FRICK』でランチを食べてきました。 「カノビアーノ」「イル・ギオットーネ」と修行をしてきたシェフがオープンしたお店で、野菜の素材の味を生かした料理がメインのようです。 FRICK 前菜の盛り合わせ。 席に着いてもなかなか料理がでてこなかったので、遅れてしまったから手順が狂ってしまったのかなぁと心配していたのですが、この盛りつけをみて納得。 温野菜、焼き野菜と調理方法を変えた十数種類の野菜を、四つ角にあるトマト/バジルのソースをお好みでつけていただく一皿で、この美しい盛りつけをするのは確かに神経を使い時間もかかるでしょう。 それぞれの野菜を味わいながら、時間をかけていただきました。 メインはパスタで5種類から選べるのですが、私は「あさりと水菜のパスタ からすみがけ」をいただきました。 これは写真を取り損ねましたが、アサリも柔らかく磯の香りがして、生の水菜のシャキシャキとした歯ごたえとの組み合わせがよかった。 からすみはもっとかかっていてもよかったかも。 FRICKドルチェ デザートはサツマイモのケーキとサツマイモのアイス(なんかふわっとしたドライで変わった食感のもの)やタイム味のアイスやミルフィーユの盛り合わせ。 一口づつですが、秋の味を味わえて美味しかった。 こちらも盛り合わせがかわいらしくて、楽しめました。 ガラスの食器が、厚みがあっていい感じだったのですが、これは東京デザイナーズ・ウィークの企画でも使用していた、スガハラショップという食器店の物らしいですね。 なかなか素敵です。 お店は1FがLOMOやホルガのショップで2Fになるのですが、皮の椅子がカジュアルな感じで、秋の日差しが温かい雰囲気のいいお店でした。 1:30〜でもゆっくりと食事ができました。
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