2008.11.26 Wednesday
今日のヨガブランチ:岩戸の豚汁
秋らしい晴天の日が続いていて気持ちがいいですね。
雲一つない、太陽の温かさをじんわりと感じられるこの季節は、ピクニックのように外で食べるか、店内で温かいものを食べるかで迷いますよね。
先日、小雨の降る寒い日に行ったら売り切れだった『岩戸』の「豚汁定食」が、覗いてみたらまだ残っていたので食べてみました。
私は豚汁ってあまり好きじゃなくて、学校給食でも夕ご飯でも豚汁がメニューだとなんとなくがっかりしていた方でした。
薄く刻んだ大根やら人参やらが豚バラと一緒にお味噌汁に浮かんでいる、ごった煮のような印象で、脂っぽくて 旨味がない感じがしていたのです。
ところが以前立ち寄ったこの岩戸で隣の女性が食べていた豚汁の迫力ったら、具沢山!
しかもどんぶりでたっぷりと出てくるのに、その女性はペロッと食べてしまったのでした。
これはきっと上手いに違いない。(他のメニュー同様に)
食べてみたい!
そしてやっと食べる事ができました。
定食には、豚汁の他に、マグロの漬けの小鉢、大根の皮の浅漬け、もやしのカレー風味の突き出し、硬めに炊いた美味しいご飯にお茶。
これで¥860くらい。
ネギがたっぷりと乗っていますが、下に白く見えるのは面取りした里芋。
箸で切れるくらい柔らかくてねっとりしたものが4〜5個も入っています。
それから同じくらいの大きさに切った大根、これも透明で箸がすっと通ります。
大きめの乱切りの人参。太めのささがきごぼう。これらもたっぷりと入っていて、それに上質な豚肉とこんにゃくが少し。
ほんとうに具沢山で、たっぷりの野菜からでた旨味と豚肉の出汁がとけでたお汁は、味噌の味よりも具材のスープの旨味がでていて、大きなお鍋でこそ作れるまさに命のスープという感じです。
普通の豚汁は、早く作る為に、大根も人参も薄いいちょう切りですよね。
おでん種のような大根が透明になるまで、コトコトと灰汁をとりながら煮だした味は、単に大量に作ったからといってでる味ではないのでしょう。
豚肉は少なめなので、私は嬉しいですが、肉好きの人には物足りないのかなぁ?
いやでも、このボリューム。
これだけで十二分にお腹いっぱいになり、根菜類がたっぷりとれるので女性にはお勧めです。
なにより身体の芯から暖まるので、これからの季節にはおススメです。
といいながら、HPもないお店なので、あまりの混んでも申し訳ないから気になる人は検索して探してみて下さい。
銀座一丁目で検索すれば、美味しい物を紹介するナビゲーションのサイトに地図付きで紹介されていると思うので。