2008.09.08 Monday
京都旅行 食べ物編:夏と言えば鱧ですね
JUGEMテーマ:グルメ
京都で食事というといつも訪れるのが、伊勢丹の上にある「松山閣」。
湯葉料理専門店なのですが、駅ビルでゆっくりと美味しいものがいただけるというのはありがたいです。
突き出しは、見た目も涼しげな冷たい豆乳の中に湯葉の入ったもので、出汁が聞いていてこくがあり美味しい。
上に乗ったわさびが効いています。
八寸は、夏らしくホオズキをあしらってあり、中には山桃が。
鱧寿司や、鱧の卵よせなど鱧づくしですが、右下のうどの酢みそ和えのようなものが、歯ごたえがあり香りもよく、八寸の中でアクセントを与えていました。
鱧の梅肉ソース。
これでもかと山盛りの鱧に対して、小鉢に上品にのった梅肉ソースでは、足りませんでした。
奥のむらさ秋のは、紫芋の生麩です。
満足です。
鱧と冬瓜のお澄まし。
鱧の脂分と旨味を冬瓜が十分に吸っていて、夏バテ気味の身体には滋養の食べ物でした。
器も銀色の漆器で、円盤みたいで面白かったのですが、写真を撮る前に下げられてしまいました。
鮎の塩焼き。
鱧の卵とじ。
これはかなり辛めの味付けでダメでした。
他は全部薄味で美味しかったんだけど、この手の卵とじものは、どうしても濃いめの甘辛味になるのでしょうか?
ごぼうの風味も歯ごたえもあり、もう少し薄味なら…
鱧づくしもさすがにこの辺りまでくるとかなり満足。
最後は天ぷらで。
かなり満腹の所へ出てきたのが、この鱧素麺。
普段家で食べているそうめんよりもはるかに細い。
おなかはかなり満腹だったんだけど、この細い素麺を見たら、食べたくなってしまいました。
そして手前にのっている、すき焼きのタレで味付けしたような揚げた生麩の美味しかった事。これは本当に肉もどき。
素麺と鱧の淡白な味に、この生麩のバランスは素晴らしい。
width="400" height="300" alt="鰻丼" class="pict" />
〆は、うな丼(鱧ではなかった)と赤出しに香の物。
そして水菓子はメロンでした。
今回は鱧メインのコースだったので、これでもかと鱧が出てきましたが、普通のコースでも季節物が少し入っているので十分に楽しめます。