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今日のヨガご飯:「入りきん」のMixシチュー
マガジンハウスの裏手の方に、「かつ銀」という牡蠣フライの美味しいお店があると教えてもらっていたので、銀座1丁目方面からそちらを目指して歩いていく。
歌舞伎座の裏あたりを目指していたんだけれど、裏通りはランドマークも見あたらず迷ってしまう。
まぁ歩いていればどこかにでるかな?と思ってあるいていてふと見ると、「カレーランチ ¥2,000」「シチューランチ;牛・タン・テール ¥3,000」「ステーキランチ ¥4,000」のお品書きが目に入る。
お!ここはもしかして憧れの「入りきん」ですか?
数秒迷って、「ま、帰りの電車賃だけ残ればいいか」と思い切って地下への階段を降りる。黒くて大きな扉が一つあるけれど、[OPEN]なんて文字もなく、恐る恐る重たい扉を押して中へはいると、山小屋風というか白壁に黒くて太い柱がめだつ素朴な内装。13:00過ぎていたので、老婦人が一人だけ。
店内はそう広くもなく、個室がひとつ仕切ってあるだけで、4人がけのテーブルがふたつに2人がけがふたつある。使い込まれたバタフライテーブルは、適度に傷がついていて肘をつくとかるく軋む。椅子もすこし小振りの使い込まれたもののようだ。古いスピーカーからカーペンターズが流れてくる。最初の緊張感はすっかりとけて、懐かしい所へ戻ってきたような、自然と微笑みが浮かんでくるような暖かさがある。

「タンとテールのMixシチューセット」にしたんだけれど、セットだとサラダ・お新香・デザート・コーヒーが付いてくる。このサラダが美味しい。ふつうランチのサラダなんて、切った野菜にドレッシングをかけただけって感じなんだけれど、ここのはちゃんと注文が来てから切った野菜にドレッシングを少量混ぜて(たぶん手で)持ってくるので、何もかかっていないようでちゃんと味がするし、下に水分がでてべっしょりしているなんて事もなかった。付け合わせのフルーツトマトも甘酸っぱくて美味しい。吟味されているのだ。このサラダだけでも、この店が値段だけのサーブをしてくれるところだという期待がつのる。
そしてメインのシチューを持ってきてくれたときに「ソースはお肉を食べた後で、ご飯にかけてお召し上がりください。とっても美味しいので」といって、どんぶり飯を持ってきてくれるので安心してシチューに混ぜて食べられる。
入りきん
タンはねっとりととろけるようで、箸で簡単に切れる。テールは脂がのっていてこくがあって美味しい。シチューといってもたっぷりではないので、お肉を一切れづつ残したところにご飯投入。こんな感じ。あ〜もう幸せ。
老婦人はステーキを頼んでいたけれど、その時もやはり「ご飯にのせてステーキ丼のように食べても美味しいですよ」といっていたので、ソースにも肉の味がでているから自信があるのでしょう。

食後のデザートはイチゴ二粒とコーヒー(お代わりも持ってきてくれます)。下手なケーキをだされるより、季節のフルーツの方が、料理が美味しいのでいいのかもと思いました。老婦人はコーヒー以外の物をと頼んで、ほうじ茶を持ってきてもらっていたので、そういう融通は利くみたいです。

時々TVで出てきて何処なんだろうって思っていた憧れのお店だったけれど、味はもちろんの事、お店の雰囲気、居心地、サービス、どれをとっても満足のいく大人の隠れ家的なお店でした。お会計を済ませて外へでると、なんと1Fのビルの出口のところまでお見送り。こんなの初めてでした。これが銀座の奥深さなのか。。。
たまには迷子になるのもいいですね。

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入りきんの記事があったので貼っておきます。
厨房に入れてもらったのだそうで、羨ましい限りです。

|La gourmandise | comments(6) | trackbacks(3)
トード・ボーンチェ、唐草と出会う
Hous of SHISEIDOでやっている「トード・ボーンチェ、唐草と出会う」という展覧会へ行って来ました。

資生堂紅梅ここってL'OSIERっていう憧れのレストランの隣にある資生堂本社?ビルの中のギャラリーだったんですね。
まっかなビルの中の方かとおもって最初にそちらに行ったら違ってました。ベタガのお姉さんには「唐草展ならもう一つの方では?」っていわれたんだけど、「唐草展?」ってなんかピンと来なかったのよね。
でもタイトルはやっぱり唐草なんですね。なぜ?
ま、それはともかく、紅梅白梅が美しく咲き始めたビルの中へ小雨降る中行って来ました。

資生堂白梅トード・ボーンチェの作品はちょっとお洒落なインテリアショップなどで買うことができる、商業デザインとしてとても優れたアート作品で、「ミッド・サマー」というランプシェードは、一年くらい買おうかどうしようかまよっていたもの。
けっきょく天井が低いので森の中のようなステキな感じだでないと思いあきらめたんだけれど、最近は小さめのものも出たみたいなので、夏は買ってみようかな。
切り絵の影響を受けているのではないかと思うんだけど、森の中に小鳥や蜻蛉、蝶のシルエットが舞い、とてもラブリーなのだ。
レーザーカット(たぶん)されたアルミの物を買ってかえって、自分で好きなサイズにクルクルと巻いて形を作れば完成。
コンラン・ショップへ行ったら、シルバーのフラワー・ベース・カバーもでていました。これなら¥5,000前後だし中に適当な瓶とかペットボトルを入れればいいから、なかなかステキです。


3/19までやっているので、銀座へいったらちょっと足を延ばして森の中へ行ってみませんか?
|L'art | comments(0) | trackbacks(0)
ツット・ベーネのジュリエット
子豚チョコうっとりとってもおませな子豚ちゃんという感じで毎年この時期、気になっていた「ツット・ベーネ」というところが銀座の松屋限定でつくっている「ジュリエット」という名前の子豚のバレリーナのチョコレートを買いました。
ミルクチョコレートみたいで、ちょっと手で持つとすぐに溶けちゃう感じです。
でもこの恍惚とした表情がなかなかでしょう?


子豚チョコ全身
こんな感じで箱に入っています。お値段はけっこういいんだけど、ほとんどはこの型代のような気はしますが、かわいいからいいか。
誰にあげたかって?

子豚チョコ後ろ
父に上げました。しょんぼり
バレンタイン当日は忙しくてチョコ用意してる時間がなかったら、なんとなくしょんぼりしてるんだもの。
男日頃のお疲れさまの意味もこめて、可愛いのにしてみました。
ただ、買ってみたかっただけなんだけどね。
|La patisserie | comments(0) | trackbacks(0)
100%Chocolateのワッフル
ヨガの帰りに久しぶりに100%Chocolateへよった。
バレンタイン前だけあって、店頭に台を置いてチョコレートを売っていて、店内もお昼時なのに満席の模様。これは店内イート・インは無理かな?と思いつつ聞いてみると、奥のテーブルがひとつ空いていたので冬季限定のワッフルを食べてみることにしました。
ワッフルっていうと、マネケンのみたいな丸い形か、トーストサイズを想像するんだけれど、ここのは違いました。
100%chocola_ワッフル1
なんとオーバル型のお皿からはみ出す長さの細長いチュロスみたいなワッフルで、温めたワッフルにお好みのチョコレートクリームを挟んで持ってきてくれる。
これがトロンと溶けて美味しい。
確かにこの寒い時期に食べると、心もあま〜いハート気分になれていいです。

それにしても今週に入ってから扁桃腺が腫れ気味であまり調子が良くないです。しょんぼりまだ熱はでないんだけど、毎朝起きると喉の奥が痛いのであまり気持ちよくないのです。
扁桃腺が腫れたときって長風呂もあまり良くないみたいなので、のんびりお風呂にはいる楽しみも半減。寝るとなんとなく寒気がするし、くしゃみもでるし。来週あたり本格的に風邪を引きそうでやだなぁ、、、

そんなわけで、このシーズンなのに世界の美味しいチョコレート巡りも出来ず、まさに不覚って感じです。
|La patisserie | comments(2) | trackbacks(0)
寒いです
節分を過ぎるともう春というけれど、たしかに日差しは暖かく、風さえ吹かなければかなり日向は暖かいですね。でも散歩するときは防寒対策をきっちりとしていかないと、正面から水分を含んだ冷たい風強風をうけるとかなり寒い。鼻が凍りそう。結晶目出し帽が欲しい。せめて文字だけでも暖かくってわけで色つきです。
シュセットキャラメルサレ
寒くて体が動かなくてなんにもする気が起きないので、J-P・エヴァンの「sucette de caramel beurre sale」をなめながらごろごろする。ちょっとS・ゲーンズブールの歌を思い出したりして。しかしチョコレートの棒つきキャンディーってなんか不思議な感じです。表面がきれいに丸くつくってあるので、最初はなかなか溶けてくれないんだけれど、しばらくすると舌先でトロっと溶けて、塩バターキャラメルの味がしてくる。岩塩の粒も舌にさわってなかなか美味しい。寒い日はこういうのも贅沢でいいかも。
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