昨日は昨年もJ-Waveの生中継を聴いていて、その場で思い立って行った神楽坂の長期滞在型ホテル(一度泊まってみたい)
THE AGNES HOTEL AND APARTMENTS TOKYOで行われているアートイベント
『ART@AGNES 2008』へ行ってきました。
もともとこの企画は業界内だけで非公開で顧客達の為に、都内の現代アートのギャラリーが30店舗ほど集まってホテルの各客室でそれぞれ一押しのアーティスト達の作品を見せ合うというニューヨークだかどこだかで始まったイベントを参考に4年前から密かにひらかれていたものらしく、私はその記事を「和楽」で見かけて「いいなぁ〜 行ってみたいな〜」なんて思って忘れていたら、たまたまラジオの生放送をやっていて、開催中との事だったので一人で行ったのでした。
この昨年の初の一般公開があまりの大盛況で、私がいった土曜日の夕方もかなりの混み具合だったけれど、翌日は満員電車状態で入場規制をかけたらしいので、今年は完全予約制。なんせ展示会場はホテルの一室(シングルとかダブルとか、広くてもスイートだから…)なので、ベットの上とか床や壁、バスルームを使って所狭しと展示してあるので、ダッフルとか着込んでたり、荷物がいっぱいだと、すれ違うのも大変だけど、作品保護もかなりいっぱいいっぱいって感じだったから。
で、今年は今宵ちゃんが私がFlashの関係でみられなかったサイトから予約をサクッととってくれたので、なんとか朝一の回で入場できました。
昨年とはまた出展画廊が少しかわっていて、あまりギャラリーに行かない私にとっては、今のレアな作家ってこういう作品をつくるんだ!っていうのが見れたり、コンセプトがはっきりした美しい写真を見られたり、ミーハーだから興味があった
「CHIM↑POM」の作品がみられたり。
アートと漫画、アニメの境目はますます無くなり(村上さんとはまた違ったアプローチでね)、ナイーヴなんだけど漫画ではなくアートだったり、あるいはエンジニア系アーティストとか、アーティストの裏方というかお手伝いというかコラボというか、そういう立場だった人が作品を発表しだして、それがとても魅力的だったり。そういう作家達にギャラリーが注目しているという事が確認できた企画でもありました。
ラッキーだと作家ご本人とも話ができたり、そしてもちろん
があれば、いやなくてもその場で購入したり予約したりできます。
気になった作品は、はやくもご予約済みの赤いぽっちが付いていました。
朝早くつきすぎたので、ホテルのカフェで「クロックムッシュー」を頂いたのですが、さすがにこれだけ集中するとお腹が空くモノで、それから次に観るものがある六本木ミッドタウンへ移動して、「黒ハヤシ」を食べました。
雨のなか見に行ったのは
『Water』展。「水」をテーマにしたコンセプトアートが38個展示されていて、内3個はWeb展示で携帯の写メで参加できるのですが、残念ながら私は参加したのにFlashの関係でWebでその結果を閲覧する事ができなかったです。[:がく〜:]そして34番は謎で、偶然見つけられた人だけがみられる作品?で、どんな展示なのか?どこに展示してあるのか?は不明なのです。
そういえば、会場に入った時に、階段の下で撮影していた人がいたけどあれは佐藤さんなのかな?あれが「かぱ」?
ま、よくわかりませんが、偶然みつけても内緒にしといてねって事だったので、きっと永遠の謎でしょう。
この企画は親子で楽しめるとても楽しいもので、ミヤケイッセイ氏もファッション業界からは引退したけれど、こういうギャラリーを作り20-21世紀のアートを保存しようという試みはやはり一生涯アーティストなんですね。ステキな仕事です。
雨の日は一度外へでて歩かなければ行けないという不便さも、それはそれでいいのかも?
夜に行くとLEDのライトアップが綺麗でした。
しかし、あの寒さと低気圧のせいで、午前中から偏頭痛が始まったので、午後はあまりの激痛に、一瞬もうこのまま血管がきれて死ぬんじゃないかと思ったくらい辛かった。。。
やっぱり鞄に一回分の頭痛薬は常に常備しとかないとダメですね。
寒かったけど充実した一日でした。