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This is it
JUGEMテーマ:映画
 
川崎のIMAXシアターで観てきました。

すばらしかった。
最初のダンサー達へのインタビューを観ていて涙ぐみ、
その後も何度か目頭が熱くなりました。
取り立ててマイケルファンじゃなかったけれど、
小学生の頃にお小遣いで買いに行ったドーナッツ盤が、
MJの「今夜はドント・ストップ」でした。

色々な噂に惑わされ、色眼鏡でみていた部分もあったけれど、
この映画をみてそんな自分の浅はかさ加減が恥ずかしくなりました。
画面のなかのMJはとてもチャーミングで、自分を支えて尊敬して付いて来てくれる
スタッフ、ダンサー達に敬意を払い導き、全てはMJを愛するファン達の為に、
最高のレヴェルへと連れて行こうとしている。
愛がある。問題がある時も、怒鳴ったりしない。
「リスペクト」というのは彼のような人間の振る舞いの事をいうのだろう。

生きていて欲しかったな。。。そしてライヴをやってほしかった。

今日の青空はとても美しく、どこまでも行けそうでした。
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川崎のIMAXシアターで観てきました。

すばらしかった。
最初のダンサー達へのインタビューを観ていて涙ぐみ、
その後も何度か目頭が熱くなりました。
取り立ててマイケルファンじゃなかったけれど、
小学生の頃にお小遣いで買いに行ったドーナッツ盤が、
MJの「今夜はドント・ストップ」でした。

色々な噂に惑わされ、色眼鏡でみていた部分もあったけれど、
この映画をみてそんな自分の浅はかさ加減が恥ずかしくなりました。
画面のなかのMJはとてもチャーミングで、自分を支えて尊敬して付いて来てくれる
スタッフ、ダンサー達に敬意を払い導き、全てはMJを愛するファン達の為に、
最高のレヴェルへと連れて行こうとしている。
愛がある。問題がある時も、怒鳴ったりしない。
「リスペクト」というのは彼のような人間の振る舞いの事をいうのだろう。

生きていて欲しかったな。。。そしてライヴをやってほしかった。

今日の青空はとても美しく、どこまでも行けそうでした。
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宇宙へ
JUGEMテーマ:映画館で観た映画
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『宇宙へ』というNASAの活動記録のような映画を観てきました。
ちょうど、先週末の金土が¥500で上映だったので、
近所のシネコンも夏休み最後の家族イベントのようで賑わっていました。

圧倒されるのはNASAが最初の計画から記録映像を残していた事。
そして成功例も失敗例も時系列どおりにつなぎ、
アメリカがソ連のスプートニック計画にいかに危機感をいだいたか?
マーキュリー計画のスタート。
冷戦時代を通して、国の権威の象徴としての宇宙へ有人飛行。
それが成功すると、月面着陸。そして国旗を立てて自国の科学力と権威を誇張。
次は宇宙でのドッキング。
やがてベトナム戦争が起き、度重なる打ち上げの失敗。
人々の関心も薄れ、映画ではでてこないが、
実はNASA自体の存続の危機もあるという話も聴いた事がある。
それでも宇宙実験、宇宙ステーションと次々と目標を変え、
世界一の権威をなんとか維持している。

それはともかく、宇宙への打ち上げ映像などは、
色々なところで音声や映像のサンプリングもされているのに、
スクリーンでみるとその圧倒的な情景(打ち上げ時に氷が落ちるシーンとか)に
圧倒されてしまいました。
それから当たり前なのですが、映像のクオリティーがどんどんあがるのも凄い。
現在の模様なんてものすごいハイスペック画像でびっくりですよ。
(ちなみに月面の足跡が本物かどうか説には触れていませんでした)


それから日本語吹き替え版でみたのですが、ナレーターが宮迫さんでした。
お笑いや映画での強烈な印象しかなかったので、とても良かったです。
大事な事は二回いっていたし。
最後は強運の持ち主が生き残るんですね。

宇宙からみえる月の影で半分かくれた青い地球。
この美しい星がいつまでも続いて行きますように。。。



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『未来の食卓』8月8日から公開です。
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JUGEMテーマ:今日観た映画

『未来の食卓』8月8日(土)から銀座シネスイッチ、渋谷アップリンクで公開を
試写会で観てきました。

南仏はアルル近県のガールのバルジャックという小さな村で、
2006年新学期(9月)から村長以下13名の村議員により、村議会で決定され、
学校給食にオーガニックを導入し、給食で使う食材は有機栽培で育った食材で、
なるべく地産を使った食材で作り、公立3校、市立1校、一人暮らしの高齢者達へ
毎日200食を届ける事にしました。
それと同時に、子供達は学校で野菜を育て観察しそれを給食で食べる事に。
給食を美味しいといい、生き生きと食べる子供達。
もちろん好き嫌いの激しい子もいます。
「フライドポテトの方が好き」という子もいます。
それでも、がんばって人参のサラダを食べています。

この映画は、約1年におよびこの村でのオーガニック給食導入と、
子供達、親達の反応や村長達と住民達との対話、
そして有機栽培やBIOを取り入れている農家と、悪いと分かっていても
農薬にたよる農法に頼らざるを得ない農家との対話の様子も取材しています。

導入部でのユニセフ会議でのシーンや、癌と農薬との因果関係について、
繰り返し導入される数値情報(フランス人は数字が好き)は、
ややはじめに答えありきで作っている感もしますが、
それでも後半で明らかになる農薬を使う農家や周辺地域での
白血病の発病者の多さや、実際に農薬を使いその結果体調が悪くなったり、
身内が無くなったりと因果関係を自覚している農家の人々の告白は痛ましかった。

蜜蜂が満開の桜の花園を飛び交う中、
まるで宇宙服のような防護服を着て、農薬を取り扱い散布する。
まるでSFです。でも現実。
そりゃ蜜蜂も減るでしょう。
そしてそこまでしても、農薬を取り扱った日から3日間鼻血が止まらなかったり、
一週間排尿が出来なくなったりと、あきらかに副作用がある。

この取り組みはまだ始まったばかりですが、すこしずつ広がりつつあるようです。
原題:NOS ENFANTS NOUS ACCUSERONT:子供達は我々を告発するだろう
これは前後に「もし●●だったら。。。」とつづく文の書き方で、
「もし今なにもしなければ、子供達は我々を告発するだろう」というような文になります。
今からでも少しずつ農薬を減らし、ゼロにしたものを口にする努力を消費者がすれば、
作る側や政府もそういう農業を推奨し、補助し、土壌が改良され、
10年後20年後には状況は逆転しているかもしれません。

農業大国のフランスでさえこの状況なのだから、
日本はもっと危機感をもったほうがいいと思います。
この映画がそのきっかけになればと思います。
もちろん、アルルのさらに田舎の村となれば、本当に村にパン屋が一見、
スーパーが一軒、教会と映画館が中心に一軒という感じだから、
物にあふれた日本と一概に比較は出来ないでしょう。
たぶん日本人の方がさらに懐疑的で、村単位で導入というのも難しいかもしれません。
でも消費者が個人で興味を持ち、そういう物を選ぶようにする事はできます。
私だって、オーガニックな物ばかり選んで生活している訳ではありません。
でも、アル・ゴア大統領の映画を観に行く人があれだけいたのだから、
この映画ももっと色々なところで上映されて観てもらえるといいと思います。
なんなら小学校とかで上映とかしたらどうでしょう?ねぇ?

音楽は「ベティ・ブルー」のガブリエル・ヤールですが、それほど扇情的に
場面を盛り上げすぎないように押さえ気味に作っているようです。

































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SR サイタマノラッパー
 ※長いです。

映画のHPはこちら。 
http://sr-movie.com/index.html 
当日の模様はこちらで。(私も客席で後頭部が写ってます。。。) 
http://playlog.jp/rhymester/blog/2009-06-23 

リバイバル上映で、宇多丸さんのトークショー付きで、レイトショーで観てきました。 

内容に関してはHPを参照にしてもらうとして。 
前半のぼんくらな日常の描写。
いつかは夢がかなうかもしれないと、
どのくらい本気で思っているのかすら曖昧な普通の首都圏の片田舎での青春。
自分と重なる部分が多すぎて、笑いつつも昔の自分を思い出す。

そして後半は埼玉一の伝説のトラックメーカーのT.K.D先輩との別れ、 
千夏との別れ。
前半のモラトリアムな日々から一気に現実に目覚め、
ニートからあっさりとバイトや仕事をみつけ、
ラップやヒップホップをやっていた事を隠して働きだす彼ら。
 
そして予期せぬ再会からラストのIKKUの魂(ソウル)を込めた 
痛々しく直視するのが辛く苦しく、そして愛おしいあのラスト。 
あの長回しシーンは胸が痛くなる。 

DVDになってからでもいいから、ヒップホップが嫌いでもいいから、 
ぜひ観て欲しいです。 
かつて何者かになりたいと思い、己の実力を知り、ぶちのめされ
学生時代の夢は就職したら終りとあきらめ、決別し、
潔よく別の道を歩き大人になった人達なら、
あのラストを直視するのが辛くても、その痛さゆえ気持ちが伝わるはずです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

「号泣メーン」はしなかったけれど。 
千夏が重そうにスーツケースを持って、階段を上って行くシーン。
「ふぅ」とまるで全てを受け止め 
それでも前へ進んで行くという感じでカットが切り替わるシーン。 
そこでちょっとうるっと来てしまった。 

千夏との偶然の再会はバンドの解散をもたらし、
TOMとの再会は、IKKUの魂のラップを引き出した。
結局、彼らがその後もラップを続けて行くのか? 
もう二度と一緒にラップをする事が無いのか? 
自分の過去を無かった事にして、いい思いもせずに大人になってしまうのか? 
それも含めたラストの余韻が狙いでもあったようです。 
が、今回は宇多丸師匠の生シネマハスラー付きで、 
なんと最後にはほぼSHO-GUNGであのエンディング曲を 
トラックなしのフリースタイルで熱唱。 
最後に宇多丸師匠もフリースタイルで共演しバシっと決めて終りという、 
まるでとても幸せなその後の彼らの一つの未来を見せてもらったようで、 
本当に観に行ってよかった。 

終わってから、IKKU,TOM,MIGHTYの三人で客出しをしてくれていたので、 
「いとうせいこうさんのブログで絶賛していて観に来て、本当に良かった」と 
伝えて帰ってきました。 
これから役者として、きっと売れてくるでしょう。 
T.K.D先輩もいいキャラだったな。 
サントラも買います。 


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HOT FUZZ(ホットファズ)
ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]
ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]



『Hotfuzz(ホットファズ)』
昨日の悪天候&交通事情の大混乱の中、吉祥寺バウスシアターの爆音上映最終日に行ってきました。



ロンドンで検挙率トップだったニコラス・エンジェル警部は、あまりに優秀で仕事熱心ゆえ、婚約者とも破綻し、同僚や上司に疎まれド田舎へ左遷される。
およそ事件とは縁遠い牧歌的な「美しい田舎町(とかいうタイトルだった)」No.1に選ばれるような街:サンドフォード。
ボーダフォンも県外になるそのド田舎に植木鉢ひとつ抱えて列車を乗り継ぎ深夜にやっと到着すれば、住むはずの家にはまだ入れず、村に一軒のホテルへ。
する事もないので、町中の散策に出かければ既に住人は自分の事を知っているような。。。
イギリスの社交といえば、パブ。
村一軒のパブへゆけば、深夜なのにたむろする高校生達やら、飲酒運転をする男やら、、、まだ就任式も済んでいないのに、正義感に突き動かされ、かたっぱしから検挙して警察へ連行。
当然ここでも疎まれる事に。
そしてやる気の無いポリスアクション映画マニアの太っちょの所長の息子、ダニー・バターマン巡査と組まされ、行方不明になった白鳥の探索などをまかされる日々。

そんなある日、スピード違反で逮捕したアマチュアの役者の男女が交通事故で死亡。
事件性を疑い捜査を訴えるエンジェルだったが、署内の誰も事故だといって相手にしない。
そして連続して起こる猟奇殺人事件も総べて単なる事故として片付けようとする警察署。
何かおかしい?!

そこから始まる怒濤のポリスアクション。
これはハリウッドで量産されるドッカ〜ン!バン!バン!とあり得ないアクション映画に対するイギリス版アクションコメディーで、その笑いの質はモンティー・パイソンの国だけあってちょっとグロくてブラックで自虐的。
エンジェル、どんだけ運動神経抜群なんだと?!
そして後半に進むにつれ、最初からあまりにクリシェが多かった事に気付き、もう一回最初から観直したい〜と、自分の記憶力の曖昧さを嘆きつつもストーリーは爆進し、どんでん返しの連続。
じいちゃんばあちゃんがある意味大活躍で、それもまたいい
エンドロールをみて、あの素敵なボンド俳優の名前をみつけて、「ああ、ずっとどこかでみた顔だと思っていたダリ顔だったけど、あなただったんですね」とちょっと嬉しくなった。
英語がわかれば、その細かいニュアンスがもっとダイレクトに伝わってきて面白かっただろうな〜と英語嫌悪の自分はちょっと後悔。

ちょうどDVDが発売されたばかりなので、今回の上映を見逃した人は、DVDでぜひどうぞ!
できれば重低音で観て下さい!
カメオ出演が沢山あるらしいので、そのあたりもチェックし直したいです。

そして興味をもった方は、同じエドガー・ライト監督の『Spaced』
http://www.spaced-out.org.uk/
こちらもDVD化され発売されているので、こちらもどうぞ!

最後に、こんな面白い映画を、ネーム・バリューが無いからと興行成績を理由に公開に躊躇する配給元に、ネットでの署名運動、著名人への作品アピールをしコメントをとりつけるなど、まさに手弁当で運動してきたわたなべりんたろうさんに感謝。
面白い映画をどうもありがとうございました!
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